2016年11月11日金曜日

さらば、青春


  
先月、30年来の友の訃報を受け、青春時代を過ごした地へと久しぶりに真夜中に車を走らせました。18歳で埼玉県で仕事に就き、その会社でボクより6歳年上の先輩で、言わば兄貴のような存在でした。川崎育ちの先輩は、ど田舎育ちのボクとは違い、一言で言うならば、カッコいい人でした。曲がった事が嫌いで何事にも筋を通す性格、それ故、上司とも仕事のことで折り合わない事が多くそれがボクの目には痛快に映り、先輩を頼りにしてたなぁ。当時ボクは寮に住んでいたんだけど、休みになると先輩のアパートに入りびたっていました。バイクでツーリングしたり、奧多摩に釣りにも行きました。山が好きだった先輩と、ベースとなるキャンプを何人かの仲間とのめり会と称た怪しげな会を結成して週末ともなれば山へ川へと出かけたものでした。29歳でボクは新潟に戻るんだけれど、その後も家族ぐるみの付き合いと年に1回の、のめり会を決行していましたが、ここ4年位は会えずにいました。見た目も若い先輩は歳を重ねても相変わらずの男っぷりで、今となってはボクの方が老けて見えました。1番長生きしそうな人が、とっとと逝ってしまうなんて
誰かが言っていましたが、人は2度死ぬんだそうだ。1度目はその肉体がこの世から無くなった時、そして2度目がその人を知る人がこの世から1人もいなくなった時だそうだ。この話を聞いて、なるほどなぁと、先輩と関わった人の記憶の中で先輩はこれからもずっと生き続け、そしてすぐそばでボクらの事を見ているんだと。そんな事を考えていたら、また皆んなと盛大にのめり会やらないといけませんなぁ、シュンペイくん!!                                       
*  タイトル撤回、これから青春!!

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